07_01_Seiri_blog

こんにちは!
突然ですが、皆さんは「生理についての正しい知識」はありますか?

最近はインターネットにさまざまな情報があふれ、生理についても「友達同士で生理がうつる」「生理中は体臭が変わる」など、根拠のないウワサをみかけます。

この機会に改めて生理のことを学んでみませんか?
今回は「生理周期」と「経血量」について紹介します!
また、最近の調査で明らかになった新事実もお伝えします。


生理についての新事実!! 生理周期は年齢によって変わる?

昨年、31万人もの日本人女性の生理のデータから、生理周期に関する新たな事実が発表されました!これは世界でも前例がないほどの大規模な研究です。

今まで生理周期は年齢にかかわらず、25~38日が正常な周期といわれてきました。

ところが、この研究により、年齢によって生理周期が大きく変化することが明らかになったのです。
生理周期は23歳で平均30.7日と最も長く、その後、30代、40代前半にかけて短くなり、45歳で平均27.3日と最も短くなるそうです1)

07_02_齢による生理周期の変化

生理周期は人によって違うとは思っていたけど、年齢によっても変化するのですね。
1)Tatsumi T, et al.:Obstet Gynecol. 2020;136(4):666-674



こんな生理は「ふつう」ではない?

ところで「私の生理ってふつうかな?」と思ったことありませんか?
そもそも「ふつうの生理」と「ふつうではない生理」はどう違うのでしょうか?

生理の異常には、「生理周期の異常」「経血量の異常」があります。

生理周期の異常については、生理周期が短く(24日以内)生理の頻度が多い場合を「頻発(ひんぱつ)月経(げっけい)」、生理周期が長く(39日~3か月未満)生理の頻度が少ない場合を「希発(きはつ)月経(げっけい)」、3か月以上生理がない場合を「無(む)月経(げっけい)」といいます。

07_03_月経周期の異常

ストレスや疲れ、不規則な生活などによるホルモンバランスの乱れが原因であることが多いのですが、なかには子宮や卵巣、甲状腺の病気が原因のことも。
また、頻発月経や希発月経では、出血はあるのに排卵を伴わない「無排卵周期症」となっていることがあります。頻発月経※1の約60%、稀発月経※2の約30%が無排卵周期症であるといわれています2)。不妊の原因となる可能性があるので、適切な治療を受けることが大切です。
※1:19日以内の頻発月経
※2:51日以上の稀発月経
2)医療情報科学研究所 編集. 病気がみえるvol.9 婦人科・乳腺外科 第4版. p33, 東京, メディックメディア


経血量、これって多い?少ない?

経血量については、友達と比べるわけにもいきませんから、「ふつうの量」がよくわからないという人も多いのではないでしょうか。
1周期あたりの総経血量は、20~140mLが正常といわれています。140mLより多い場合を「過多月経」、20mLより少ない場合を「過少月経」といいます。

といっても、経血量をはかるのは難しいですよね。過多月経、過少月経は、以下を目安としています。参考にしてくださいね。

07_04_過多月経の目安・過少月経の目安
経血量の異常もホルモンバランスの乱れが原因となって起こりますが、過多月経の場合は子宮筋腫や子宮腺筋症などが、過少月経の場合は子宮発育不全などが原因のこともあります。
このように、生理周期が長くても短くても、経血量が多くても少なくても、何らかの病気が隠れている可能性があることを忘れないで!

07_05_スマートフォンで把握

生理と上手につきあっていくために

自分の生理がふつうかどうかを知るために、まずは自分の生理のことをしっかり把握しましょう。
最近ではスマートフォンで生理日を入力するだけで、次回の生理予定日や排卵予定日を知らせてくれる便利なアプリなども登場。生理の管理のために活用するといいですね。

そして、わたしの生理、ふつうじゃないかも?と思ったら、早めに婦人科を受診しましょう。

また生理に異常がなくても、旅行など大切なイベントと生理が重なってしまいそうなときには、お薬で生理周期を変更することができます。こちらも婦人科で相談してみて。

①自分の生理をしっかり管理、②気になることは婦人科で相談、これが生理とうまく付き合っていく鉄則です!

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監修元:バイエル薬品株式会社