
花粉症のおもな症状と言えば……。
「鼻水が止まらない」
「鼻がつまって息苦しい」
「くしゃみが止まらない」
「目がかゆい」
などですよね。
人によってはくしゃみが止まらなくなったり、鼻水が出続けてティッシュ箱を抱えながら生活していたりと、日常生活に支障が出てしまうケースも。
ほんとうにツライですよね……。
今回は花粉症の症状について解説します!
水っぽい鼻水が出る

花粉症の場合、透明でさらさらとした、水のような鼻水が出ることが多いといわれています。そのため、下を向くとスーッと垂れてしまうことが多いのです。
一方、風邪などの細菌感染の場合、黄色や黄緑色っぽくて、ドロッとした粘り気のある鼻水が出ることが多いといわれています。
両方混ざっているケースもありますが、鼻水の状態で、花粉症か風邪かをみきわめることもできそうですね。
鼻がつまって口呼吸になる
鼻づまりと聞くと、鼻の中に鼻水がたくさんつまっているようなイメージをもつ人がいるかもしれませんが……実は、原因はそれだけではありません。
鼻づまりの原因の1つに、鼻の粘膜が腫れてただれてしまうことが挙げられます。そのため、空気の通り道がせまくなり、息苦しく感じてしまうのです。
この症状がひどくなると、口呼吸になり、喉が乾燥してイガイガ感やかゆみ、時には痛みを感じることもあります。
また、寝付きが悪くなる、ニオイや味がわかりにくくなる、日中に頭がぼーっとするといった症状が出ることもあります。
くしゃみの回数が多い
くしゃみも花粉症の症状の1つ。
風邪のときもくしゃみが出ることがありますが、花粉症の場合は何度も続くことが多いです。
花粉をブロックするためにも、周囲に迷惑をかけないためにも、マスクで対策をしてくださいね。
目がかゆくて、涙目になる

花粉症では、目のかゆみ、充血、涙目などの症状も出ることがあります。
一度目をかいてしまうと症状がひどくなってしまうので、かゆくても目はかかないでくださいね。
普段コンタクトレンズを使っている人は、花粉シーズンはなるべく使用を避けて、メガネをかけたほうがよいでしょう。
花粉による肌トラブルも
そして、花粉シーズンに悩まされる人が多いのが肌のトラブルです。
肌がピリピリしたり、赤くなったり、かゆくなったり……。とくに、花粉にさらされやすい顔や首のあたりが要注意です。
鼻や目の症状と一緒に出る人もいれば、肌にだけ症状が出る人もいます。また、もともとアトピー性皮膚炎の人は花粉の時期に悪化することもあるので、気をつけてください。
花粉症の症状は人によってさまざま。その日の体調や、浴びる花粉の量によっても変わってきます。
もし、「私の花粉症の症状って軽いのかな? 重いのかな?」と気になった方は、花粉症@LINEヘルスケアの重症度チェックをぜひ試してみてくださいね。
監修医師のご紹介:
岡田 里佳
2008年名古屋市立大学医学部卒業。
日本内科学会認定内科医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本リウマチ学会認定リウマチ専門医、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医を取得。
2017年より都内にクリニックを開設し院長として活躍中。
監修元: ノバルティスファーマ株式会社
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