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こんにちは!

皆さんは、「気象病」という言葉を聞いたことはありますか?

気象病とは、「気圧・気温・湿度などの気象変化に伴って、さまざまな体調不良が起きること」1)です。正式な病名ではありませんが、最近あちこちで耳にするようになりました。

この気象病の症状のひとつに、片頭痛も含まれています。天候の変化が片頭痛の誘因になっている人は全体の約5割おり2気象条件に伴い片頭痛が起こる可能性を知ることは、片頭痛コントロールにも役立ちます。

 

そこで活用できるのが、天気予報と一緒に片頭痛のリスクの高さを示す指標を示してくれる、片頭痛@LINEヘルスケアの「片頭痛予報」です。

ここでは、片頭痛予報について簡単にご紹介します。

 

 

片頭痛予報について

片頭痛予報は、医療機関を受診した片頭痛に関連する診療行為がある患者さんの数と、気象条件との関係性を統計的に解析し、片頭痛が起こるリスクを予想するものです。片頭痛が起こるリスクを、リスクが低い順に、「低め、やや低め、中、やや高め、高め」5段階で示しています。

これは、日本気象協会と、医療ビックデータを取り扱う株式会社JMDCが実施している「Health Weather PROJECT」のひとつで、医療機関と日本気象協会から提供されたデータを解析して患者さんのQOL向上を目指す取り組みです。

2021年の日本頭痛学会の演題にも採択された科学的なアプローチです。


 

片頭痛予報の活用

片頭痛予報では、最大1週間分の予報を見ることができます。

天気予報と一緒に片頭痛のリスクが一覧に示されますので、予定を立てるときの参考にしてみてください。

 

片頭痛予報画面

 

例えば、片頭痛リスクが高めと予報された日には、飲み会やランニングなどの体に負担がかかりそうな予定を避ける、習い事は頭痛リスクの低そうな日に予約する、といった調整が可能です。

また、片頭痛リスクの高そうな日はふだんよりもリラックスを心がけ、あらかじめ対処のためのお薬を手元に用意しておくとよいでしょう。

このように、片頭痛予報を参考にして直近の予定を調整することで、片頭痛の症状がなるべく出ない工夫をしたり、予定の急なキャンセルを避けられたりする可能性があります。

 

突然の片頭痛に予定を乱されるよりも、あらかじめ不調に備えられるほうが、ストレスなく日々を過ごせますよね。

 

ただ気象条件以外にも片頭痛の発作にはさまざまな誘因があるので、片頭痛の発作が起こってしまったときには、なるべく軽く、早く回復できるように対策することも大切です。

片頭痛の治療は日々進歩していますので、病院に行ってお医者さんに一度相談してみてもよいかもしれません。

 

 

あなたの頭痛記録が片頭痛予報の役に立つ?!

あなたの片頭痛が、リスクが高いと予報されたときに起こりやすいのかどうかを知ることは、片頭痛コントロールをするための重要な情報となります。

また、「片頭痛@LINEヘルスケア」をご利用の皆さまが入力してくださった頭痛日記の記録を、片頭痛予報の精度向上に役立てられる取り組みも進められようとしています。

症状があった日、薬を服用した日、受診した日には、ぜひ記録をつけて、より良い治療に役立ててくださいね。


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「片頭痛@LINEヘルスケア」は、頭痛記録やお役立ち情報で、頭痛持ちのあなたをサポートします。ぜひ登録してくださいね!

 

1)久手堅司:『最高のパフォーマンスを引き出す自律神経の整え方』2018;クロスメディア・パブリッシング.

2) Kelman L et al. : Cephalalgia. 2007;27(5):394-402.



監修:山口クリニック 副院長
山口陽二 先生