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こんにちは!

 

体調が悪いときって、不安になりますよね。

特に頭痛は症状が外から見えないので、どれだけつらいのか周囲に理解してもらいにくいものです。

「どうして自分だけ……」と孤独を感じてしまうこともあるかもしれません。

 

実は、頭痛に悩む人は日本に約4,000万人もいると言われています。1)

なかでも「片頭痛」は若い(2040代)女性に多く、30代女性に限ると実に5人に1人が片頭痛持ちだそうです。2)

 

意外と近くに、同じような頭痛で悩んでいる人がいるかもしれません。

 

今回は、片頭痛のよくある症状を5挙げてみます。

あなたの頭痛の症状と共通点はあるでしょうか。

片頭痛の場合のアドバイスも併せてご紹介します!

 

片頭痛あるある①頭の片側だけが脈打つようにズキズキする

片頭痛という名前の通り、頭の片側だけ痛みます。両側に痛みが出る人もいます。

片頭痛は心臓の拍動(心拍)に合わせて、ズキン…ズキン…と強く痛みます。

「まるで頭の中に心臓が入ったみたいだ」と表現する人もいます。

 

このつらい痛みは、治療しない場合には4時間から3日間くらい続くと言われています。



片頭痛あるある②頭痛が起こっているときはじっとしていたい

片頭痛が起きているときは、身体を動かすと頭痛が悪化します。

歩く、しゃがむ、階段の昇り降りといった日常の動作や振動がつらく、動けなくなることもしばしばです。

 

周囲の人に「頭痛くらいで休んでいる」「怠けグセがある」などと思われてしまうこともよくあるようです。

2_2_暗いところでじっと


でも、片頭痛は決して甘えなどではありません。

世界保健機構(WHO)が「重症の片頭痛はうつ病(重度)や四肢麻痺、がんの終末期などと並ぶほどの負担がかかる」と評価しているような病気なのです。

 

片頭痛が起きたときは、無理せずにゆっくり横になってくださいね。


片頭痛あるある③頭痛とともに吐き気・嘔吐がある

 ただでさえ頭が痛いのに、それに加えて胃のムカつきや吐き気、嘔吐が出ることがあるのも片頭痛の特徴です。

2_3_吐き気を感じる

人によっては、光や音、においに過敏なることもあります。

頭痛がないときには気にならないのに、部屋の明かりをまぶしく感じたり、テレビの音や人の話し声をうるさいと思ったり、香水や食べ物のにおいで気持ち悪くなったりします。

 

また、頭皮や手足の感覚が過敏になり、髪を触られたくない、指がピリピリするといった症状が出ることもあります。

 

ですから、片頭痛が起きたときには、外部からの刺激をなるべく避けて薄暗い静かな部屋で横になることをおすすめします。

片頭痛が落ち着けば、光や音、においに過敏な状態もおさまります。

 


片頭痛あるある④頭痛が起こる前触れを感じる

片頭痛のある人の約3人に1人は、頭痛が起こる前にいつもとは違う特定の症状を経験しています。これを前兆と言います。

 

前兆には下記のようなものが多いと言われています。

・特徴的な模様(ギザギザ、モザイク、ミラーボール)、光の点線などが目
 の前に現れて、視界の一部が見えなくなる(このような症状を閃輝暗点
 〈せんきあんてん〉と呼びます)

・手足の皮膚がチクチクする、感覚が鈍くなる
・言葉がしゃべりにくくなる


2_4_偏頭痛の時にあらわれる視覚症状

また、頭痛が起こる数時間~数日前から、気分の落ち込み、食欲の変化、首や肩のこり、生あくびが出る、といった体調の変化が出る人もいます。これらは「予兆」と呼ばれています。


片頭痛あるある⑤家族も同じような頭痛で悩まされている

家族や親戚で、あなたと同じような頭痛に悩んでいる人はいませんか?

実は「片頭痛の人の親もまた片頭痛だった」ということがよくあるのです。

 

親が片頭痛なら子も必ず片頭痛になる、ということではありませんが、複数の遺伝的要因と、複数の環境的な要因が重なって、片頭痛が発症すると考えられています。

 

もしかすると、片頭痛にじっと耐えてきた親の姿を見て育ってきた方もいらっしゃるかもしれませんね。

2_5_親子で片頭痛に悩まされている



現在は、片頭痛の治療は進化しています。

片頭痛が起きたときに速やかに痛みや吐き気などを抑え、いつものように日常生活が送れるようにするための治療や、頭痛を起こさないための治療の開発が日々進んでいるのです。

 

この記事を読んで片頭痛かもしれない…と思ったら、一度病院に行ってみませんか。

せっかくの医学の進歩の恩恵に与らないのはもったいないですよ!

 

「片頭痛@LINEヘルスケア」では、気軽にお医者さんに相談することができます。ぜひ登録してくださいね!


 
1)    日本頭痛学会ウェブサイト(2021/4/23閲覧)

2)    Sakai F. et al.Cephalalgia. 1997;17(1):15.

 

監修:仙台頭痛脳神経クリニック 院長
松森保彦 先生