0_mv

 

こんにちは!

 

突然ですが、「頭痛持ち」さんにお伺いします。

あなたは頭痛が起きたとき、どのように対処していますか?

 

「なるべく部屋でじっとして……痛むところを冷やすと少し楽になるかな」

「軽くストレッチして、お風呂で温まれば……いつの間にか治まっているかも」

 

あれ?

安静にする身体を動かす冷やす温めると、対応方法が真逆ですね。

どっちが正しいのでしょうか?

 

……実は「どっちも正しい対応方法」なのです!

ただし、安静にして冷やすのは片頭痛の場合、身体を動かして温めるのは緊張型頭痛の場合に適した方法です。

 

ということは、自分の頭痛が「片頭痛」なのか「緊張型頭痛」なのかを知っておくことが、正しい対応方法を取るために大切そうですね。

 

そこで今回は、片頭痛と緊張型頭痛の①症状と②対応方法をまとめてみました!


  片頭痛と緊張型頭痛の症状を比較


日本には約3000万人もの「頭痛持ち」がいると言われています。)

なかでも飛び抜けて多いのは緊張型頭痛2000万人以上)で、次に多いのが片頭痛800万人以上)です。2)

 

それでは、片頭痛と緊張型頭痛の症状にはどのような違いがあるのでしょうか?

大まかに下の表にまとめました。

プレゼンテーション3


緊張型頭痛は、頭の両側に痛みが出て(痛みに左右差がない)、同じ強さの痛みが持続することが特徴です。ふと頭痛が起きていることに気付き、知らないうちに治まっていることもあります。

 

一方、片頭痛では「何時から頭痛が起きて、何時頃から改善してきて……」という経過をはっきり覚えていることが多いようです。頭の片側(もしくは両側)が、心拍に合わせてズキズキと痛みます。吐き気・嘔吐なども伴い、日常生活に支障が起きることもしばしばです。人によっては頭痛が起こる少し前に、前兆(視界や感覚の変化)や予兆(気分や食欲の変化)を感じることもあります。

 

また、緊張型頭痛は幅広い年齢層に起こり、片頭痛は月経のある年代の女性に起こりやすい(30代女性の5人に1人が悩まされている!)という特徴もあります。2)

 

こうやって比べてみると、同じ頭痛でもだいぶ違いますね!



②片頭痛と緊張型頭痛、それぞれに適した対応方法


次に、片頭痛と緊張型頭痛それぞれに適した対応方法を確認していきましょう。

 

片頭痛が起きたときには、なるべく部屋でじっとして、痛むところを冷やすといいでしょう。

 

また、片頭痛の不快な症状をなるべく早く消失させる薬(急性期治療薬)を処方してもらえることもありますので、我慢せず病院に行って相談してみてもいいでしょう。

片頭痛の対応方法
プレゼンテーション2

緊張型頭痛が起きたときは、軽くストレッチしたり、お風呂で温まったりすることで、血行を改善し、痛みを引き起こす物質を流し去ることができます。市販の鎮痛剤で頭痛をやわらげることもできますが、あまり頻繁に頼り過ぎてしまうと、かえって頭痛を起こすこともありますので注意してください。3)



緊張型頭痛の対応方法

プレゼンテーション3

今回ご紹介した対処方法はかなり大雑把なものです。

片頭痛の誘因は人によって違いますし、発作が起きる前の前兆や予兆がない人もいます。緊張型頭痛についても、一時的な肩の酷使が原因である場合、慢性的な肩こりがある場合、精神的ストレスが関係している場合など、頭痛の原因や背景は人によって異なります

 

頭痛に悩まされている人が3,000万人1)いれば、3,000万通りの原因や背景があると言えるのかもしれません。

片頭痛@LINEヘルスケア」は、あなたに合った頭痛の対応方法を紹介します。ぜひ登録してくださいね!


1) 宮本雅之ほか. 臨床神経学. 2014;54(12):991-993.

2) Sakai, F. et al.Cephalalgia. 1997;17(1):15.

3) 日本頭痛学会ウェブサイト(2021/4/23閲覧)

監修:仙台頭痛脳神経クリニック 院長

松森保彦 先生